車検は、車を持っている人なら定期的に受けなければならない定期検査です。車検が切れてしまった車で公道を走ると、法令違反となり、刑事罰の対象となる可能性があります。そのため、車検が切れないように定期的に検査を受けましょう。では、今回は、車検の基本についてお話していきます。
車検はいつ受ける？
車検を受けるタイミングは、車が新車か新車ではないかによって期間が異なります。新車の場合、車検の有効期限は基本的に3年間です。一方、すでに1回以上車検を受けている場合は、前回の車検から2年間となっています。この車検の有効期間中に、車検を受けてください。この期間内であれば、基本的にいつでも受けることが可能です。期間ギリギリに受ける必要はありませんので、余裕を持って受けるようにしてくださいね。
車検がいつ切れるのかは、車検が終わった際にもらえる自動車検査表に記載されていますので、確認してみましょう。また、車のフロントガラスの内側に貼られている、水色やオレンジ色のシールにも車検が切れる年月日が書かれています。普段から意識して、車検が切れていないかどうかを確認してみてくださいね。
車検を受ける場所選びのポイント
車検を受けることができるのは、ディーラーやガソリンスタンド、車検専門店、整備工場などいくつかあります。車検は同じなんだからどこで受けても同じでは？と思いがちですが、実はそうではないのです。
車検を受ける場所によって、料金やサービスなどが大きく異なります。例えば、車を購入したディーラーは、経験豊かな整備士がおり、整備をしてくれますが、交換が必要な純正の部品が高いことが多いです。そのため、かかる費用が他と比べて少し高めになります。
一方ガソリンスタンドで車検を受けた場合、タイヤ交換やガソリン代の割引サービスなどを特典としてつけてもらえることがあります。日常的に利用するガソリンスタンドがある場合は、ガソリン代の割引サービスを受けられるので、お得です。しかし、車検は別の向上で行われるため、日数がかかることがあります。
他にも、受ける場所によって特徴が異なるため、費用やサービス、日数など、どこを重要視するかによって決めてください。
「燃費が悪くなった」と感じたら環境車検がおすすめ
数年間車に乗っていると、段々と燃費が悪くなっていってしまいます。その理由の一つが、ガソリンの燃焼によってエンジン内にカーボンが溜まってしまうためです。溜まってしまったカーボンが不完全燃焼を起こし、燃費が悪くなってしまいます。エンジン内に溜まったカーボンは、専用の機械を使うことで落とすことができ、燃費も良くなる効果が見込めます。
通常の車検にプラスして、エンジンの洗浄を受けることができるのが、「環境車検」です。エンジンの洗浄は2年に1度程度のペースで行うのが効果的と言われており、ちょうど車検と同じ期間なのです。そのため、車検と同じペースでエンジン洗浄を行えば、燃費の低下を予防して、快適に乗り続けることができます。
環境車検の詳しい解説は、以下のサイト内の動画で見ることができます。
この環境車検を受けられるのが、横浜市内にある店舗です。気になる方は、一度お話を聞いてみてはいかがでしょうか？